CMOEの歴史

1974年にCMOEの創立者であるスティーブン・ストーウェル博士と、マット・ストラチェビッチ博士の二人は、石油関連の企業の人事部で働く同僚として出会いました。
組織改革のプロジェクトやマネージメントスキル開発のワークショップを協力して実施していくうちに、いつしか二人は現在のCMOEの出発点ともなる
ワークプラニング&パフォーマンスレビューシステム(業務におけるゴール設定および実行プランの策定から、その効果の検証までを一貫しておこなうシステム)の構想を描き始め、
設計に着手しはじめました。このシステムのデザインの過程において、二人はまた、組織においてリーダーと従業員との間で行われる“ふれあい”や”相互作用“の分析をすすめ、
コーチングという言葉でこれを定義し始めました。これが、CMOEの提供するコーチングスキルワークショップの原点となっています。

やがて2人は、1978年から本格的にワークショップやスキルトレーニングの提供を始め、すぐに多くのクライアントから「実践的であり、かつすぐに実務のなかに適用できる」という高い評価を頂き、CMOEの活動が本格的にスタートしました。

スティーブン・ストーウェル博士は1985年に発表した論文のなかでコーチング・スキルをテーマとして取り上げ、現在CMOEが提供するコーチングモデルの科学的な基礎を確立しました。
その後、スティーブン博士とマット博士は、共著で:Creating Partnership for a Competitive Edge (邦題:人間関係こそが競合に打ち勝つ切り札になる:日本語版近日出版予定)を出版しコーチングのモデルと必要となるスキルの理解を高めました。
その次に二人は、“個人”から”組織“へとそのリサーチの範囲を拡大し、数年がかりで組織を効果的に導き、マネージしていくためのスキルや知識を身につける”Exploring Teamwork“コースを完成させ、
同時に2冊目の共著となる:Teamwork: We Have Met the Enemy and They Are US. (組織マネージメント:その最大の敵は自分達自身だった)を発表しました。

1999年にマット博士が引退した後も、スティーブン博士は継続してCMOEの代表を務め、CMOEはその“リサーチに基づいた””実戦に即した“”人々の行動に影響を与える”ワークショップやコンサルティングサービスの提供を通じて、数多くのグローバル企業の戦略的なパートナーとして成長を続けております。
2006年より、日本におけるCMOEのサービス提供の拠点としてCMOE Japanが本格的に活動を開始させていただきました。日本のクライアントの皆様に、これまで以上に質の高いワークショップやコンサルティングサービスをお届けできるよう、CMOE グループ一同力を合わせてがんばって行きたいと思っております。